「僕は、何のために、作られたの……?」 クーゴはある博士により製作された子供型ロボット90シリーズの最高傑作であり、最高潮と言われた95シリーズのプロトタイプ。製品版のRK95(家庭用)、M95(軍用)、P95(企業用)の兄機にあたり、当初は限界まで子供に近づけたロボットとして話題であった。 しかし、「ロボットは人間を傷つけない」という大前提を破ることができるロボットだったため、人間への攻撃性が問われ危険視されるようになっていた。博士はこれを世に出すことは不可能であることをさとり、彼を終始博士のそばにいさせ、博士の死に際には、未来の世界でクーゴが人類とロボットの架け橋になることを願いコールドスリープさせる。 しかし、100年の間にロボットと人間との大規模戦争が勃発。20年続く戦争を終わらせる鍵として、科学者リプトンの手によりクーゴは望まれず目覚めてしまう。曇り空と錆びついた雨が絶え間なく降る荒廃した世界で、彼は人間軍からの説得の末に、戦闘用ロボットとしての道を歩むことになる。 民間人の救出や虐殺阻止などの任務を着実にこなしていった彼だが、徐々に回路に異常が生じ始め、改造されたP95を目の当たりにして暴走してしまい、味方もろとも虐殺する事件を起こす。「人類の敵」と揶揄され破壊されかけるも、「M95の完全破壊」を条件に免れる。たった1人潜入しM95と対峙した際、M95から「いつまでも自分たちの成果にし、ロボットだからと次々道具のように使い捨てていく人間への復讐」が真の理由であることを知ってしまう。悟ったクーゴは嗚咽を漏らしトドメを刺すことができず、M95の爆発に巻き込まれてしまう。 爆発後はリプトンや残った民間ロボットたちにより、破壊された仲間のロボットたちのパーツを修復し、ボディは復活する。しかし、世間の目を見て彼は再びコールドスリープさせられた。
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ハコマリマックスが生み出したオリジナルキャラクターです。外部に登録したキャラクター含め、ここに紹介します。
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